櫻井農園 -メロンの味や食べ方は一つではない-
大洗町の南に面する鉾田市。鉾田市はメロン生産量日本一を誇り、多くのメロン農家が点在しています。温暖な気候・太平洋からの潮風・水はけのよい土と、メロン作りに最適な環境が整っています。
そんな鉾田市で様々なメロン品種を作る「櫻井農園」より、今年もメロンを入荷しました。
『鉾田市は、比較的温暖で土地が平らだということ、そして昔の人がメロン栽培に着目するのが早かった。実はそれが大きくて、長い期間かけて「メロンを育てるのに適した土」になっている、という事があります。私の所はメロンを作り始めて3代目ですが、祖父はこの辺りの地域でも着手するのが早かったと思います。』
櫻井農園の3代目・櫻井雄一さんに、鉾田市がなぜメロン栽培が盛んなのか、という理由を教えて下さいました。櫻井さんは祖父の代から約50年メロン栽培を続け、糖度がしっかり乗っていて『硬すぎず、柔らかすぎず』というこだわりの下、甘いメロンが出来ると自信を持っています。
<鉾田のメロン>アンデスメロン&クインシーメロン 食べ比べセット 2,750円(税込)
商品ページ:https://www.arise-gift.jp/goods/168275624/
※開始当初はクインシーメロンとイバラキングのセットを販売していたため、それに即したインタビュー内容になっています。
『クインシーメロンは、赤肉で「甘味が強い」のが特徴です。クインシーメロンという品種は3種類くらいあるのですが、ウチで作っているのは一般的なクインシーメロンに比べるとカロテン臭(俗に言うニンジン臭さ)がやや少ない品種になります。なので、赤肉にしてはサッパリ食べられると思います「爽やかな甘さ」っていうような感じですね。そしてイバラキングについても、クインシーとはまた違った「爽やかさ」「甘さ」を味わって頂けます。茨城県が開発したオリジナル品種で、上品な香りと爽やかな甘みが特徴ですね。』
—メロンは、品種や味・食べ頃が人によって違う
上記にもある通り、例えば「クインシーメロン」と一口に言っても多数の品種があるほか、メロンは『日本で作られてる品種だけでも、何百品種とある』そうです。
『メロンは青・白・赤とそれぞれの色や味の違いがあって、品種によって食べ頃も違うんです。また食べ頃の個人差もあります。甘いのが好きな人もいれば、香りが好きな人っていう人もいる。さらに、メロンもそれなりに甘味が強いんだけど香りがないメロンもあれば、糖度は高くないですが香りがすごく強い品種もある。その中で是非「自分はあのメロンが好み!」というような品種を探して、楽しんで頂きたいですね。』
そしてメロンは「追熟」することで、徐々に果肉が柔らかくなり、滑らかな舌触りがお楽しみ頂けます。常温(室温20℃~25℃くらいが目安)の日が当たらない場所で保存して下さい。メロンのおしりを触ってみて、少し弾力が出てきたら食べ頃です。
『メロンは、種の周りが一番甘いんですけど、だんだん糖度が上がっていって、食感と糖度のバランスよく皮の方まで染み渡るのが、だいたい収穫から1週間くらいかなという感じです。』
櫻井さんは様々なメロン品種があるという事をまずは知ってほしいと語ります。
『まず、私自身がメロンがすごく好きなんです(笑)。なのでメロンにはいろんな品種がある事をまず知って頂いて、イチ「メロン農家」としては、是非様々なメロン品種を味わって頂きたいです。その中で是非「自分はあのメロンが好み!」というような品種を探して、楽しんで頂きたいですね。』
櫻井農園では、他にも様々な品種を栽培している事が特徴で、これからの季節、随時「大洗まいわい市場」にも入荷されますので、訪れた際にはチェックしてみて下さい。
―大洗の通販は「ARISE GIFT」で